今月の男性のコーディネートは、2015年2月19日(木)から開催の「大人の綿着物」展にちなみ、“綿のダイヤモンド”と呼ばれる「綿薩摩」による、上質な大人の装いをご紹介いたします。
極細のエジプト綿糸で織り上げた「綿薩摩」は通常の綿着物の概念が覆されるほどの最高の着心地と肌触り。また、優れた素材の極細の綿糸によって施される絣文様は、薩摩絣の礎を築いた永江明夫氏による長年の研究と卓越した技の賜物。圧倒的な個性を持ち、極上の着心地を誇る上質な大人の綿着物、この機会にぜひご堪能いただければと思います。※もう一つのコーディネートはこちら。
“綿”という素材に卓越した技術で施された、斬新なデザインの絣柄が、着る人の個性を引き立たせます。極細の木綿糸から生み出される独特の質感と着心地は、一度身にまとうと着る人を虜にしてしまう抜群の魅力を持ちます。
まるで絹のようなしっとりとした手触り。手を触れると、カジュアルな“綿”のイメージとは全く違う、その品の良い素材感にきっと驚かれることでしょう。肌に軽い、しっとりと肌に吸い付くようなしなやかな風合い。お召しになったどなたもが「気持ちいい」と仰います。
こちらは、やや薄めの藍地にあしらわれた市松のデザイン。市松毎に、緻密な亀甲絣と蚊絣が繰り返し織り成されているという大変手の込んだ贅沢な仕上がりの綿着物に、あたたかみある、裂き織り素材の角帯を合わせました。
裂き織り(さきおり)は、古い布を裂いて織り込むことで独特の風合いを出す伝統の技法。こちらは、おだやかな黒からそっと、灰色、カーキとそこに織り込まれる青紫と、温かみある彩りの味わいをやわらかに表現した横段模様です。
小物には、遊び心にあふれた 象牙素材の「七味入れ」の根付を合わせました。
着物通の誰もが一度は着てみたいと願う、憧れの織物「綿薩摩」。極上の綿着物の着心地を、程良い個性を演出した上質な大人の着こなしで、お楽しみください。
綿薩摩 着尺 「市松 蚊絣×亀甲絣 藍」
■ 商品番号:1010201891
角帯 「裂織 横段 灰×カーキ×青紫×黒」
■ 商品番号:1315104048
(本格派素材を使用!) こだわりの創作根付け 「七味入れ」 (象牙/紋竹/べっ甲)
■ 商品番号:1590206044
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